AviUtlでコインが回転するアニメーションを作る

こんな感じのアニメーション（gif動画）を作ります

必要なプラグイン・スクリプト

以下の5つをダウンロード・導入します。

• 拡張編集プラグイン　[DL] [導入手順]
• Direct Animated GIF Export Plugin　[DL] [導入手順]
• rikkymodule(version2)　[DL]
• 立体化(R)　[DL]
• エンボスT(フィルターセット)　[DL]

作り方

(1)画像を用意する

コインのもととなる画像を用意します。
円形に加工する場合、以下のようなサイトが便利です。

円形トリミング・画像を丸く切り取る加工 | 無料オンラインフリーソフト
画像を丸く切り取る加工は簡単！写真や画像を円形に切り取ることができるWebアプリ（全て無料のフリーソフト）です。トリミングしたい場所をスタンプ形式で選択するだけ！もちろん写真の顔部分のみを切り取ることも可能です。
 

画像丸抜きくん
画像や写真を丸く切り抜くシンプルなツール。SNSのプロフィール写真などにどうぞ。
 

(2)AviUtlに画像を取り込む

AviUtlのタイムラインにドラッグ＆ドロップ、またはタイムライン上で右クリック→[オブジェクトファイルから新規作成]で画像を読み込みます。
読み込んだオブジェクト（タイムライン上の青い帯）は適当な長さに伸ばしておきます。

(3)拡張描画を有効にする

設定ダイアログの右上にあるボタン（右から2番目）をクリックして[拡張描画]を選択します。

(4)エフェクトを追加する

以下の画像のようにエフェクトを追加します。
赤枠は画像通りに、青枠は好みで適宜調整してください。

※ エフェクトの順序は多少前後しても大丈夫です。

※「立体化(R)」はかなり重いので、色味等を調整するときは右端の☑を外しておくと多少マシになります。

(5)回転速度を調整する

タイムラインの上のオブジェクトの長さを調節して回転速度を決めます。
オブジェクトを短くすると速く、長くすると遅くなります。

（参考：オブジェクトの長さ2秒でこの記事冒頭のgif動画くらいのスピード感）

(6)gif動画として出力する

メニューバーの[ファイル]→[プラグイン出力]→[Animated GIF Export]を選択します。

gif動画はデフォルトで無限ループ再生される設定になっています。
変更する場合は [ビデオ圧縮] をクリックして設定画面を開き、Loopの回数を指定します。（無限ループは0）

また、背景を透過する場合は一番下「Make this color transparent」にチェックを入れます。
[Select Color]ボタンの文字色・枠色が現在設定されている透過対象の色です。（デフォルトは黒）

(7)完成

出力された動画を確認します。よさそうであればこれで完成です。

FAQ

拡張編集タイムラインが表示されない

メニューバーの[設定]→[拡張編集の設定]をクリックすると有効になります。

編集途中でキャンバスサイズを変更したい

メニューバーの[設定]→[サイズの変更]→[指定サイズ]を選択します。現在のサイズはタイトルバーに「(横幅, 縦幅)」の形式で表示されています。

※ 次にAviUtlを起動した際にもこの設定が引き継がれます。プロジェクトのサイズにキャンバスサイズを合わせる場合は[サイズの変更]→[なし]に戻してください。

その他分からないことがある

AviUtlについては、以下のサイトにわかりやすくまとめられています。
それ以外のことはコメントまたは筆者Twitterまでご連絡ください。

AviUtlの易しい使い方
AviUtlを中心に動画のことを解説するサイトです。